子犬へのマイクロチップ装着

マイクロチップとは?

マイクロチップは、米粒ほどの大きさで、犬の皮下に埋め込めます。

飼い主の情報や犬の個体識別番号が含まれていて、スキャナーで読み取ることで、迷子や盗難にあった犬の身元を特定することができます。

【環境省】犬と猫のマイクロチップ情報登録

マイクロチップ義務化の背景

マイクロチップ義務化は、日本では1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災が背景にあります。
多くの犬や猫が迷子になり、飼い主と離れ離れになったことを受け、導入をめぐる議論が始まりました。

犬および猫のマイクロチップ義務化が2022年6月1日から施行されました。

マイクロチップの装着方法

マイクロチップの装着は、動物病院で行います。
注射器を用いて皮下に埋め込むため、犬にとっての負担は最小限で、埋め込み後は特に手入れの必要もありません。

当犬舎では、生後50日頃に動物病院で子犬の体にマイクロチップの埋め込みをしてもらいます。

マイクロチップのメリット

  • 迷子犬の迅速な帰還
    犬が迷子になっても、マイクロチップがあれば迅速に飼い主に連絡が取れるため、犬が安全に家に帰る確率が大幅に上がります。
  • 盗難防止
    マイクロチップの情報があれば、盗まれた犬を発見した際に正当な飼い主を確認する手段となります。
  • 法的証明
    マイクロチップは、飼い主としての法的証明にもなり、トラブル時に役立ちます。

まとめ

犬のマイクロチップ義務化は、犬の安全と飼い主の責任を強化するための重要な措置です。

迷子や盗難の防止、そして法的証明としての役割を果たすこの制度は、ペットと共に暮らす私たちにとって非常に有益です。

まだマイクロチップを埋め込んでいない方は、早めに獣医師に相談し、大切な家族であるペットの安全を確保しましょう。

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